第10回講座
講座概要
- 開催日・開催回
- 2019-12-16第10回
- 講義テーマ
- 「ワークルール」って何?
〜ワークルール検定に挑む、もしものために〜 - スピーカー
- 木村 裕士 (連合教育文化協会 専務理事)
- 主な内容
- 働く上で(バイトするうえで)知っておくべきワークルールを学んで頂きます。
全国で実施しているワークルール検定の模擬試験(大学生向け)を実際に体験していた頂くとともに、各問題の解説を行い働く上でのルールを学んで頂きます。
講座レポート
連合愛知第10回大学寄付講座を12月16日(月)に開催しました。今回は、「『ワークルール』って何? ~ワークルール検定に挑む、もしものために~」をテーマに、公益財団法人 教育文化協会 木村裕士専務理事が講師を務めました。
木村裕士氏からは、働くこととワークルールをテーマに、私たちの権利を保障する「労働法」について説明がありました。労働基本権は、憲法に定める基本的人権のうち「社会権」の一つであること、労使双方が労働法に関する知識を身につけることが不可欠であることを強く訴えました。
続いて、連合大学寄付講座の取り組みとワークルール検定事業への参画について、労働組合が労働組合であることの条件について、労働組合の有無による相違点や労働組合と従業員組合との相違点について説明がありました。
その後、社会に出るうえで必要となるワークルールを身につけるきっかけづくりとして、模擬ワークルール検定を実施しました。問題数は10問。模擬ワークルール検定の実施後には、細かく解説をしながら答え合わせを行いました。
最後に、ワークルールを知ることは、権利の行使を知るということであり、一人ひとりが「自分たちでやるしかない」という問題意識をもつことが大切であると伝え終了しました。